所得再分配の是非論争が、ブームとなって盛り上がっております。 私の持論ですが、ひとの持つ能力(ここでは主に稼ぐ能力)には否定できない厳然たる差が存在し、それにより所得に格差が生じるのは当然の現象です。 自分の持つ高い能力により高い所得を得ている側からしたら、所得再分配と称して行政権力によりその所得を強制的に奪われることを、どれだけ容認できるでしょうか。 とは言うものの、ならば逆に所得を得られない側からしたらどうでしょう。生きるための糧を得ることすら不自由する立場の人もたくさんいます。 これが自業自得のキリギリスだっていうならまだわかりますが、自分の責任でない事情で能力が低いor能力を失った場合はどうでしょう。 また、自業自得かどうかは別にして、貧困を原因とした犯罪にどう立ち向かっていくかも、社会は考えねばなりません。 よって、再分配は否定されてはなりません。ただ、そのベストバランスがどこかというと、これは意見が分かれて当然であり、安易に答えを示すことなどできないでしょう。 せめて、命に関わるような貧困者がひとりもいなくなるレベルでの再分配は行われるべきだと思うんですがね…。